Sunday, February 26, 2012

労働生産性

労働によって一定期間で生み出される,労働量当たりの,生産量.
すなわち,
 労働生産性=生産量/労働量

ここでいう生産量は,例えば,
・生産したモノの数
・生産したモノの総額(生産数×価格)
・生産したモノの売上
・生産したモノの総付加価値(生産額―原価または売上―原価)

労働量とは,例えば,
・労働人口
・労働人口×労働時間

※付加価値について:
モノAから労働によってモノBを生み出した場合,付加価値=モノBの価値―モノAの価値


労働生産性を国家間で比較する場合,またはある国についての経年変化を調べる場合には,生産量=国内総生産(GDP)とする.

すなわち,
(1)労働生産性=GDP/国内労働人口
または
(2)労働生産性=GDP/国内労働人口/年間労働時間

GDPとは,1年間に国内で生み出された付加価値(損益計算書上の利益総額+輸出―輸入+…).国家間では通貨の価値の違いがあるので,普通は為替レートを考慮してドルにあわせる.ただし,いわゆる為替レートは実際の物価格差を反映していないことが多いので,代わりに購買力平価(PPP)為替レートを使う.また,GDPには,ボランティアなどにより生まれる価値など,定量化しにくい付加価値は含まれないことに注意.

さて,(1)の計算では,1日24時間働いて,それを1年間ずっと続ければ労働生産性は高くなる.
(2)の計算では,仕事の効率性を含意する.

ちなみに,OECD調べでは,日本の労働生産性(2)は,2009年まで先進国中16年連続最下位.ただし,製造業については先進国中2位(2005~2007平均).製造のオートメーション化が進んでいてようやくこの順位と見るべきか,実際の人間の生産性の実体は不明ですね.

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